日常生活で使う靴底のすり減り方には、その人の歩き方や姿勢が反映されています。
特に靴底の外側がすり減りやすい場合は、過回外(かかいがい)が原因になっている可能性があります。
過回外とは、歩行やランニングの際に足が外側へ傾きやすい状態を指します。
通常、歩行時の足には「回内」と呼ばれる内側への自然な傾きがあり、これによって地面からの衝撃をスプリングのように吸収しています。
そのために、体重が足の外側に過剰にかかるため、靴底の外側がすり減りやすくなります。
【過回外の原因】
・足のアーチ構造
ハイアーチ(土踏まずが高い)だと衝撃吸収が弱く、外側に体重がかかりやすい。
・足首の柔軟性不足
足首が硬いとバランスが崩れ、過回外が起きやすい。
・歩行フォームのクセ
姿勢や歩き方によって足の外側に負担が集中しやすい。
・靴の選び方
クッション性が低い、または足に合わない靴は過回外を助長する。
【過回外のリスクとその影響】
過回外を放置すると、以下のような健康リスクが生じるおそれがあります。
・足首や膝、股関節、腰などに不調を引き起こす。
・骨格全体の歪みが進行し、肩こりや背中の張りなどを招く原因となる。
・歩行効率が低下し、疲れやすくなる。
靴底すべての面が、バランスよくすり減っている状態が理想ですので、確認してみてください。
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