言葉が現実を創る・ラベルの力

私たちは日常の中で、無意識のうちに人や物事に「ラベル」をつけています。

 

レッテルを張るともいいますよね。

 

ラベリングとは心理学の用語で、特定の行動や特性に「〇〇な人」「△△なこと」というラベルを貼る行為を指します。

 

そして、一種の認知バイアスとして作用し、現実の見え方や対応の仕方を大きく変える力を持っています。

 

たとえば、誰かに「優秀だ」とラベルをつけると、その人の行動をポジティブに解釈しやすくなります。

 

一方で、「怠け者」とラベルをつけると、ネガティブな側面ばかりに目が行くようになります。

 

【ポジティブなラベリング】

 

子どもに対して
「あなたはとても頑張り屋さんだね」とラベルをつけることで、子どもはその期待に応えようと努力します。

 

自分自身に対して

「私は問題解決が得意だ」とラベルをつけると、困難な状況でも冷静に対応しやすくなります。

 

【ネガティブなラベリング】

 

他人に対して

「あの人はいつも遅刻する」というラベルをつけると、その人の良い点を見逃しやすくなります。

 

自分自身に対して

「私は人前で話すのが苦手だ」とラベルをつけると、その固定観念が行動を制限し、さらに苦手意識を強める結果を招きます。

 

ラベリングは、私たちが現実をどのように捉え、どのように行動するかを大きく左右する心理的な力を持っています。

 

今日、自分や周囲につけるラベルは何ですか?

 

そのラベルが未来の行動や結果にどんな影響を与えるのでしょうか。

浜田市よつば整体院