心理学者のウェンディ・ウッド氏によると、人が日常生活で行う行動の約60%は、無自覚に行われていると言われています。
この「無自覚な行動」とは、いわゆる習慣的な行動を指します。
例えば、朝起きて顔を洗う、通勤途中でスマホをチェックする、夜寝る前に動画を見るといった日々の繰り返しの中で、意識せずに行っている動作です。
習慣は、脳がエネルギーを節約するために作り出した仕組みと言われています。
毎回の行動にいちいち意識や判断を必要としないことで、私たちの脳は生存のための課題に集中することができます。
しかし、この便利な仕組みが、私たちの生活に大きな影響を与えることもあります。
健康を損なうような習慣や、時間を浪費してしまう習慣は、無意識のうちに私たちの生活の質を下げてしまいます。
人の行動の多くが無自覚であるということは、生活習慣病もそうですが、習慣が人生に与える影響が非常に大きいことを意味します。
良い習慣を意識的に作り出し、それを定着させることで、生活の質が向上し、目標達成に近づくことができるそうです。
体のメンテナンスを定期的に行うことも良い習慣の一つです。
体に溜まった疲労を放置せず、プロのケアを受けることで、心身ともに健康な状態を保つことができます。
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